初心者のための作曲方法(誰でも理解できる簡単なコードの覚え方)

初心者 作曲方法 コード 覚え方音楽
初心者 作曲方法 コード 覚え方
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こんにちは!

そうたです!

本日はコードについてお話したいと思います。

作曲をする際にコードはとても重要なキーワードとなってきます。

そもそもコードって何?

曲を作る際にどのように使っていったらいいの?

これらの悩みについて、知っていることをお話させていただきます。

コードとは?

音楽におけるコードとは、ざっくり言うと、

複数重なった音の組み合わせを言語化したもの

です。

たとえば、ギターをジャーン!と鳴らした時、

複数の弦の音が重なって聴こえてきますよね?

4弦ギターだったら弦4本分の、6弦ギターだったら6本分の

弾かれた音が重なって聴こえてくるはずです。

ここで、ギターの抑え方を変えてみましょう。

すると、音の響きが変わってきますよね?

それは時に心地いいものであったり、

時には不安を覚えたりする響きもあるのではないでしょうか?

この、人間の感情を揺さぶるような響きを持つ複数の音の重なりを

数字やアルファベットなどの言語で表したもの

それがコードです。

コードについてもう少し詳しく

小学校や中学のころ、「ドレミの歌」を音楽の授業かなんかで歌ったりしませんでしたか?

ピアノと一緒に歌いながら、

これが「ド」次が「レ」

みたいに確認していきながら、

音というのは「ドレミファソラシド」

という8つの音で出来ているんだよ

って習ったんじゃないかと思います。

 

中学の後半あたりになってくると、

「ドレミファソラシド」という言い方以外にも

「CDEFGABC」という英語表記として習ったことはありませんか?

実はドレミというのは「イタリア式」で、

CDEと言っていくのは「アメリカ式」の表記なんです。

 

ここで疑問が一つ。

じゃぁ「C」というのは「ド」だから

コードの「C」というのは「ド」の音を鳴らす

っていう意味なの?

と思うかもしれませんが、

コードは音の重なりで生まれてくる響きを言語化したもので、

「ド」1音だけではありません!

 

コードとしての「C」は、

音階である「ドミソ」の音を一度に鳴らした時の響きに相当します。

 

え、なんで「ドミソ」なの?

って思うかもしれませんが、

理屈はいったん置いておいてください。

とにかくコードの「C」は「ドミソ」!

と覚えてください。

勘違いされやすいコードの注意点

上記より、「ドレミファソラシド」の音階の表現方法が

イタリア式やアメリカ式など、

何種類かあることがわかりました。

 

ここでもう一度繰り返しますが、

コードは音の組み合わせを言語化したものです。

 

つまり、

音階の表記である「C」と、

コード表記としての「C」は

まったく別物なので誤解なきようお願いいたします。

 

音階の表記としての「C」は「ド」の1音になりますが、

コードとしての「C」は「ドミソ」を重ねて鳴らした音の響きに相当するものです。

C以外のコードの覚え方

じゃぁ「C」以外のコードってなんていう音の組み合わせなの?

どうやって覚えるの?

 

という疑問が出てきます。

コードとしての「C」=「ドミソ」であれば、

コードとしての「D」や「E」、「F」なんかも、

3つずつ音が重なって出来ているはずです。

 

じゃぁコードでの「D」ってどんな音の響きになるの?

 

ではここでルールを一つ。

 

「C」から「D」というように、コードが変わると、

ベース音のずれと同じ分だけ他の音もずらす!

というものです。

ベースとなる音とは、コードの一番低い音のこと。

例えば「C」のコードだと「ド」に相当します。

ベース音は、音階の「ドレミファソラシド」と同じものに相当します。
「ドミソ」など、音が組み合わさると、
その中の一番低い音のことをベースの音(土台となる音)という言い方をする時があります。

コードの「C」のベース音は音階の「C」と同じなので「ド」
コードの「D」のベース音は音階の「D」と同じなので「レ」
となります。

つまり、コードの「D」はベース音が「レ」になるため、

「ド」より1音だけ音が高くなっています。

よって、コードとしての「D」は、

「C」を構成している「ドミソ」の3つの音を、それぞれ1音ずつ上げるのです!

そうすると、「ドミソ」⇒「レファ(#)ラ」となります。

ここで注意していただきたいのが、
1音というのは、ピアノでいう黒鍵も含まれます!
「ド」から「レ」までを見てみると、黒鍵も含め、2つ鍵盤が高くなっているので、
「ミ」の2つ上が「ファ(#)」という音になります。
(因みに#はピアノでいう半音上げるという意味です)

では、コードで言う「E」はどのような音になるのでしょう?

これもルールに従ってみましょう。

ベース音は「ミ」になりますね。

これはコード音としての「C」のベース音が「ド」で、

これより2音高いので、

コードとしての「E」は、「C」の各音を2音ずつ上にシフトさせてみましょう。

そうすると、「E」=「ミソ(#)シ」となります。

#がつくのは先ほど説明した通りで、

1音がピアノの黒鍵も含まれるため、「ド」に対して「ミ」の2音ずれは、

鍵盤4つ分上に相当するからです。

 

では、残りのコード「F」、「G」、「A」、「B」も同様に

「C」を基準にずらしながら考えてみましょう。

すると、各音階のコードはこのようになります。

  • C=「ドミソ」
  • D=「レファ(#)ラ」
  • E=「ミソ(#)シ」
  • F=「ファラド」
  • G=「ソシレ」
  • A=「ラド(#)ミ」
  • B=「シレ(#)ファ(#)」

最後に

いかがだったでしょうか。

音をコードで覚えるということは、自信の演奏の上達はもちろん、

音楽のコミュニケーションツールとして不可欠であることも間違いありませんので、

是非覚えていくようにしましょう。

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